金華山(岐阜市)2023年2月18日(土)曇り
公開日:2023年05月31日 最終更新日:2023年06月01日
「山頂で集合写真撮りまーす」「それなら少し下ったところにいい所がありますよ」岐阜城をバッ
クにして全員が収まりシャッターをお願いする。人物に明るさを合わせたので、岐阜城は白く飛んで
しまったが、笑顔がいいですね。
リーダー:清水次子 参加者:9名(男性1名・女性8名) 標高:328m 標高差:310m
金華山は市街地に囲まれた岐阜市のシンボル的な山で、幅広い年代の市民が憩いの場として楽しん
でいる。登山口は5か所、登山ルートは10本もある。
今回は最も人気の高い初心者ルートの「瞑想の小径」から登り、「七曲り登山道」で下るルート。
夕方からの降水確率が高い曇り空の下、岐阜公園を10時30分出発。
往路ロープウェイ利用の1名は運休のため、もう1名は体調不良で登山を諦め、結果9名で登山口に向
かう。
馬の背ルートとの分岐の丸山で休憩。
地元の女性のハイカーだろうか、ここによくリスやヤマガラが現れるよと言って、片手で餌を差し出
して現れるのを待っていた。わが女性陣もおやつを手しばらく待つとヤマガラが飛来し、上手につい
ばみ飛び去った。残念、リスは休憩時間中には姿が見られなかった。
中間地点まではなだらかだがここを過ぎると、後半は急登・岩場などで登山道は少し険しくなる。
登山道を覆う恐竜の背のような巨大な根は、幸いにも濡れていなかった。多くの登山者に踏まれても
成長し続ける生命力に感服。
北側が開け長良川と百々ヶ峰の頂が見えるところで休憩していると、わずかにポツポツと雨粒が。
その先はヒトツバが茂る岩場になる。濡れていると滑りやすいが、まだ路面は濡れていない。
通過時刻11時45分、登山口からの所要時間1時間15分。
岐阜城のある山頂に12時に到着し30分の昼食休憩。土曜日とあって山頂のベンチは満席状態。先客
が席を詰めてくれてなんとか座れた。雲は薄くなり雨の心配はなくなった。
長良川を眼下に12時30分下山開始。
13時30分岐阜公園に無事下山し、近くにある日本三大仏の一つに数えられる岐阜大仏の正法寺に
向かう。三層の大仏殿は中国の様式がうかがえる。拝観料200円は会で負担です。
岐阜駅に向かう途中、少し回り道になるが計画になかった伊奈波(イナバ)神社に寄る。
初めて訪れたが予想外に大きな神社だった。幅広い石段が長く続き一同うんざり顔で参拝。
着飾った幼女と母親の二人連れに出会った。七五三のお参りとのこと。なぜこの時期に?と思った。
この神社は金華山に麓に鎮座しており、岐阜城が元は稲葉城と言われていたことと併せてて考えると、
何か関連がるのだろうか。