渥美四山(田原市) 2023年4月22日(土)晴れ
公開日:2023年06月02日 最終更新日:2023年06月03日
「ブランコの木」に乗ってはしゃぐ、我が里山の会精鋭5人姉妹。
許容荷重を超えてしまい、木が折れたとか折れなかったとか。木が迷惑そうな顔をしていた
とかいなかったとか。標識には許容荷重75kgまでとありましたヨ。
会として渥美四山が最後に実施されたのは2016年10月で、今回6年半ぶりに実施された。
やすらぎ苑バス停に近い登山口を起点に、衣笠山→滝頭山→中西山→藤尾山→赤松山→稲荷
山→稲荷神社に下る周回コース。主要な山はこの6座だが、途中には両手では足りない数の
アップダウンがある。
リーダー:神野美枝・野本恵子 参加者:6名(男性1名・女性5名)
渥美四山の標高は 衣笠山278m・滝頭山259m・藤尾山207m・稲荷山99m
累積標高差約+510m -566m
JRから乗換えて、豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅で乗車。車両は4両編成でロングシート。
平日は愛大や時習館に通う学生・生徒で混み合うが、今日は土曜日で車内は空いている。
三河田原までの所要時間は35分、運賃は520円。ICカードが使えて便利。
三河田原駅に9時20分到着。市内循環のくるりんバス発車時刻まで24分あり、待合室で
待機。そこには2月の七ツ山の時にはベコニアが展示されていたが、今日はアジサイが30鉢
以上もきれいな花を付けて、季節の移ろいを感じさせていた。
衣笠山に10時52分到着し、展望台に上がる。
手前の東京製鉄の先に三河湾が広がる。対岸の蒲郡方面はやや霞んで見える。
背後の南側は午後に周回する藤尾山などの山並みの先に太平洋が望めた。
衣笠山からは桟敷岩を経由し、ウラシマソウが話題になった防火帯を下り、仁崎峠を登り
返す。ここから滝頭山まで標高差わずか120m余りだが少し急登になる。
その途中に登山道を塞ぐように横たわる木があり、「ブランコの木」の標識が掛けられて
丁度二人が腰を下ろせた。代わるがわる乗って子供のようにはしゃいでいた。
予定より10分早く12時に滝頭山に到着し昼食休憩。
辺りは雑木林で展望はあまり良くない。以前より樹木が一層成長し、衣笠山や蔵王山は枝葉
の隙間から覗く感じだった。
昼食休憩後12時30分に中西山に向かう。中西山は標識は木に掛けてあったが、平坦で頂
ではなかった。
5分ほど進んだ先の「西の覗き」の標識を右折。雑木林が明るくなり展望が広がった。
左手に大山から雨乞山が、右端に2月に登った七ツ山の峰々が見えた。
赤松山付近で小休止しながらマップを見て現在地を特定する。
北側が開け午前中に登った衣笠山が、手を取るように見える。
稲荷山を14時20分通過。健脚揃いと少人数のため、計画通りの時間で下山できた。