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マンスリーイングリッシュサロン 2026年2月 アメリカ

公開日:2026年02月17日 最終更新日:2026年02月20日

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今回の講師はアメリカ、カリフォルニア州出身の Kevin Johnston さん(以下、ケビンさん)です。

現在、岡崎市のヤマサ言語文化学院で日本語の勉強をしています。

ケビンさんは、昨年8月に「子供ワールドレクチャー」の講師(日本語での講演)、12月には「英語でチャット」

のコーディネータとして参画して下さいました。

今回はアメリカの祝日について講演してくださいました。

まず初めに司会者より「カリフォルニアというと何を思い浮かべますか?」という質問があり、ディズニー

ランド、ドジャース、ゴールデンゲートブリッジ、ハンバーガー、カリフォルニアロールなど多くが出され、

さすが知名度が高いカリフォルニアです。遠いようで意外と身近というような空気が一気にできました。

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まずはケビンさんの自己紹介。ケビンさんはカリフォルニア州アナハイム生まれ、その後サンフランシスコ北方

近郊の町サンラファエルで長く生活。お母様は日本人だそうです。

シカゴ大学で経済学と東アジア言語文明学のダブルメジャー取得、2018年に卒業。

 

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趣味はサッカーの審判、日本でも2週間後に初の審判をする予定でちょっとナーバス。他にはオンラインの麻雀、

ハイキング、ウォーキング、ランニング。一日の最高ウォーキング歩数は5万歩以上。

好きなポケモンはポッチャマ。

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ケビンさんの暮らしていたのは北カリフォルニア、サンフランシスコ北方のノースベイエリア。

サンフランシスコ湾周辺はベイエリアと呼ばれ、サンフランシスコ、サンノゼ、オークランドを含む大都市圏。

多くの人種の人々が暮らす人種のるつぼとなっている。ケビンさんが住んでいたサンラファエルからサンフラン

シスコまでは車で30分の距離。

このエリアから少し北へ行くと景色はガラッと変わり、自然が一気に近くなるのが特徴。

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フランク・ロイド・ライトはアメリカで最も有名な建築家の一人。日本でもいくつかの建築をしており、

旧帝国ホテルもその一つ。彼の建築のうち8つはユネスコ世界遺産に指定されている。その一つはケビンさんが

勉強をしたシカゴ大学のキャンパスにある。またマリン郡のシビックセンターも彼の設計によるもの。

この中に図書館があるので、ケビンさんは子供のころ良く利用した。

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ミュアウッズ国定記念物はかなり狭い範囲のもの。

ここでは樹齢1000~2000年のコースタルカリフォルニアレッドウッドが見られ、高さ115mにもおよび、

生きている木としては地球上で最も高い。

雨が少ないカリフォルニアでも、朝の霧が水分を運び、木の成長を助けるそうです。

 

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マリン郡の北東に位置するワインで有名なナパバレイ。

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北カリフォルニアでは野生動物が都市部でも見られることがある。

アライグマ、鹿、ターキー、ハミングバードなどが見られる。山火事の防災策としてヤギが下草を食べることにより

燃えるものを減じるという効果もある。

 

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ケビンさんの家から車で30分ほどのところにサンタローザという町があり、ここにスヌーピーの作者チャールズ・

シュルツ氏が住んだ。そこにはチャールズ・シュルツ博物館がある。

 

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味の良さで人気の”イン・アンド・アウト”ハンバーガーショップ。ケビンさんのお気に入り。

”イン・アンド・アウト”ハンバーガ―はフランチャイズではなく単独経営会社である。食材配送方法はしっかり

管理されており、冷凍ではない新鮮な肉、野菜を使う。

カリフォルニアと他の2州にしか出店しておらずアメリカ国内全体へは展開しない。

 

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ここからアメリカの祝日の説明。今回なぜ祝日をテーマにしたかというと、以下の2点からです。

・祝日はその国の歴史、文化、価値観を映すもの。

・歴史の見方は一つではないので、ぜひ自分でも調べてみて欲しい。

アメリカは広く50の州がある。それぞれの州で異なった文化があり、祝日も州独自のものもある。

今日は11の連邦祝日を説明します。

まずニューイヤーデイ(元日):アメリカでは1月1日が大きな祝日というよりも、大晦日に新年を迎える瞬間を

カウントダウンしながらパーティやカーニバルのように祝う。ニューヨークのタイムズスクエアでは巨大な電飾

ボールドロップや打ち上げ花火が行われる。

また多くの人々は新年にその年の目標を立てる。そのため1月にはジムが混雑するそうです。

ケビンさんの今年の目標は日本で仕事を見つけること。

 

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マーティン・ルーサー・キング・ジュニア デイ。公民権活動、人種差別廃止を推進したマーティン・ルーサー・

キング・ジュニアを記念する日。人種差別は黒人と白人だけでなく、他の人種に対しても存在する。

これらは排除されるべき状況である。アメリカは自由と平等の精神に基づいて築かれた国である。

それらは守り、擁護すべきもの。それがこの日の重要性である。

講演では、有名な  " I have a dream." を含む演説の一部を動画で紹介いただきました。

 

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プレジデントデイ。初代大統領ジョージ・ワシントンの功績をたたえる記念日。

 

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第2次世界大戦やベトナム戦争など、過去の戦争で亡くなった人々を慰霊する日。

我々は戦争に直接触れる状況にはないが、それは実際に存在し、平和が壊れやすいものだということを

考えるべきである。

 

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ジュンティーンスは2021年に新しく制定された祝日。この名前はジュン(6月)とナインティーンス(19日)を

連結したもの。アメリカでの奴隷制度の終焉を記念する。

 

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独立記念日。アメリカがイギリスから独立したことの記念日。花火大会やパレード、パーティーなど様々な祝賀

行事が開催される。面白いのはホットドッグの早食い競争。優勝者は10分間で70個ものホットドッグを食べたそう。

 

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レイバーデイは労働者の労働条件(時間、環境、待遇)の改善を要求して起きた運動が発端。

労働組合の発足にも繋がった。

”バック・ツー・スクール”セールの時期でもあり、レイバーデイの9月1日は夏の終わりという意味合いもある。

 

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コロンブスデイは、コロンブスがアメリカ大陸を発見したことを記念する日であるが、実際には他の人が先に

アメリカを発見していた。コロンブスがアメリカに来てから欧州の人々が多く住むようになったが、奴隷や

植民地化などネガティブなことも起きた。カリフォルニアを含む多くの州では先住民を祝う日としている。

ベテランズデイ。メモリアルデイが戦争で亡くなった人を記念するのに対し、べテランズデイは生存している退役

軍人を祝う日。

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サンクスギビングデイは家族で食事をし、楽しみ、感謝を伝える日。

ターキーの丸焼きに加え、ポテトやパイなど多くのサイドディッシュを楽しむ。

サンクスギビングデイの次からブラックフライデイセールが始まり、年末商戦の時期となる。バーゲンセールを

期待して、朝の4時からデパートの前で多くの客が待つ。

 

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クリスマスにはお祝いのために皆教会へ行く。家族でお祝いをする機会。写真のクリスマスツリーはケビンさんの

家のツリー。ツリーの飾り付けは想像力を示す場でもある。

人々は互いに交換するプレゼントを買い求める。

 

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最後に連邦祝日ではないが、ハロウイーン。子供や若者に人気のイベント。仮装をしてトリック・オア・トリート

と叫びながら家々を回りキャンディーをもらう。カボチャのくり抜きランタンもこのイベントでポピュラー。

 

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講演のあと、多くのQ&Aに対応してくださいました。

アメリカ人と日本人のハンバーガーの食べ方の違い、サンクスギビングデイの後、野生のターキーは減るか、

トランプ氏が大統領になってからアメリカへのツーリズムに影響があったか、トランプ大統領は自らの誕生日を

祝日にしようとするか、など興味深いQ&Aが盛沢山でした。

ケビンさん、ありがとうございました。

 

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聴講者のみなさん、ご参加ありがとうございました。

                      (ホームページ担当 人材育成部会ボランティア 中野一男)

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