 今回の講師は岡崎在住4年のGadiさん。
祖国イスラエルについて語っていただきました。
イスラエルの国内はひとつにまとまっていると思っていましたが、とんでもない。
異なったグループが合従連繋しながら国をまとめているとの事。
今回も新型コロナ肺炎感染防止対策として、フェースシールド、アクリル板そして参加者には全員マスクを着用していただきました。 |
 ママに抱かれた少年時代のGadiさん |
 母国の大学を卒業、ご両親と。 |
 来日後YAMASAで日本語を猛勉強。 |
 名古屋大学大学院を卒業し、現在は博士課程に在学中。 |
 イスラエルは日本の18分の1、四国とほぼ同じ大きさで人口は9百万人。国民の79%がユダヤ教、18%がイスラム教信者。ユダヤ教には宣教師はいなくて、それぞれの母が宣教師の役割を果たす。 |
 イスラエルという名前は既に紀元前13世紀に存在していた。エジプトで発見されたモニュメントに記載。 |
 カナーンの地は現在パレスティナと呼ばれる地域で当時は12の部族が凌ぎを削っていた。 |
 19世紀シオニストのリーダー「テオドール ヘルツル」 |
 1948年5月14日にイスラエルが建国された。その経緯は複雑で今もって紛糾している。 |
 イスラエルの母語はヘブライ語とアラブ語。ヘブライ語は2000年間使われずにいたが建国後に復活。 |
 イスラエルの国旗。二つの正三角形を重ねた「ダビデの星」はユダヤ民族を、上下の青い線は聖職者を表している。 |
 ユダヤ教の戒律(コシェル)。肉類と乳製品を同時に食べてはいけない。喫食のみならず料理道具の共用も避けなければならない。 |
 ユダヤ教の戒律(コシェル)その2.
(豚、兎肉)、(猛禽類の鳥)、(ナマズウナギなどヒレ・ウロコのない魚、甲殻類)は食用を禁じられている。 |
 ユダヤ教の戒律(コシェル)その3。
土曜日は安息日なのでスマホ、仕事、乗車、点灯、火を使うことは禁じられている。祈り、睡眠、教育、読書で過ごす。 |
 ユダヤ教の祝祭日。
昨年の新年の祝いは9月30日と10月1日に行われた。(ムーンカレンダーでもある。) |
 ユダヤ教の信者は超正統派から世俗派まで幅広く、グラデーションという言葉が当てはまる。 |
 超正統派ユダヤ人の出で立ち。男性は頭髪のもみあげを伸ばして黒い帽子・衣服を着用。ユダヤ教の教義を学ぶことを最優先と考え、近代的な教育に否定的で、就労していない者が多い。イスラエル政府から補助金を受けている。 |
 一方で世俗派は戒律に縛られることなく、世の中の新しい動きに敏感でLGBTのパレードにも参加している。 |
 休憩を挟んだ第2部では近代のイスラエルの内情についての講義です。 |
 イスラエル国内の重層的な対立。
(1)ユダヤ人 vs. アラブ人
(2)正統派ユダヤ人 vs. 世俗派
(3)アシュケナジ(西欧ユダヤ人) vs. ミズラヒ(中東ユダヤ人) |
 イスラエルのコロナ感染者の推移。
10/4現在で2900人(570)の新規発症、累計285,000人(87,000)、死者1800人(1600)。()内は日本の値。人口比14倍を考えて比較してください。 |
 ユダヤ教の祭日:プーリーム
春を間近に控えた季節の祭りである。子供だけでなく大人も仮装をし、賑やかな遊びに浮かれる。 |
 超正統派ユダヤ教信者およびイスラム教信者のコロナ感染者が多い。彼らの多数はマスクを非着用、挨拶の抱擁、手洗いもしない生活。 |
 1967年(昭和43年)6月に勃発した第三次中東戦争は六日間でイスラエルが勝利。シナイ半島、ガザ地区、ヨルダン川西岸、ゴラン高原を占領
パレスチナ難民の増加。 |
 パレスティナ難民キャンプ地。
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 イスラエルの軍隊は徴兵制。
男子は3年、女子は2年の兵役義務。 |
 軍隊は異なった思想、信教、民族、地域のるつぼ。 |
 徴兵制への参加を通してそれぞれの立場を弁えた”イスラエル人”が養成される。 |
 イスラエルの軍隊での兵役は陸軍、海軍、空軍、諜報機関のよっつ。 |
 女性も重要な戦闘員の一員。 |
 Gadiさんは3年間の兵役・従事により大学を26歳で卒業。 |
 イスラエルで有名なモノといえば「スバル」で、自動車市場を席巻しているそうです。 |
 ご参加いただきありがとうございました。10月から入室許容制限(キャパの半分)が撤廃されました。 |