今回の講師は、リトアニア
出身のKarina Statinaiteさんです。
現在は、YAMASA言語文化研究所で
日本語の勉強をされております。
リトアニアの地理、歴史、文化、
日本との関連についてご説明を
いただきました。 |
リトアニアは西端がバルト
海に接する位置にあります。
Karinaさんの出身地である
首都ヴィリニュスの美しい
町並みは1994年にユネスコ
世界遺産に登録されました。 |
リトアニアのポピュラーな
観光の一つに熱気球飛行が
あります。 |
Karinaさんはイギリスの
ニューキャッスル大学を
卒業、その後日本文化の
勉強のため、広島修道
大学へ入学。そこでアメ
リカ人の現在のご主人様と
知り合われ結婚されました。 |
ご夫妻は米国アリゾナ州に
住まわれました。
日本人の人達ともパーティが
ありました。
右写真は、カーボーイ時代の
ようなコスチュームの
お二人です。 |
リトアニアの広さは、日本の
東北リージョンほど、人口は
京都府と同等程度。
国歌は、ロシア帝国下の
1898年にVincas Kudirkaに
よって作曲されました。
プレゼンでは国歌を聞かせて
いただきました。 |
バルト地方の民族で、現在も
存続しているのはリトアニア
人とラトビア人の二つのみ。 |
異教徒の時代には、日本の
宗教的絵画や彫刻に似た
ような作品が見られます。 |
リトアニアのキリスト教への
改宗は1385年に始まりまし
たが、一部の人達は1413年
までそれを受け入れません
でした。 |
15世紀には、リトアニアは
欧州で一番大きい国でした。 |
リトアニアは民族文化的には
4つのリージョンに分かれて
います。 |
リトアニアでは、2月のイース
ターの7週前の週、6月24日、
8月15日、11月2日にお祭り、
フェスティバルが行われます。
プレゼンの中では、6月24日の
Saint Jonas's festivalの
音楽も聴かせていただきました。 |
リトアニアでは、夏に2~3
週間の休暇を取り、それぞれ
色々な所へ出かけます。
リトアニアの海岸線は短い
ですが、多くの人が出かけ
ます。
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リトアニアで第2の宗教と
言われるほど盛んなのは
バスケットボールです。
2004年アテネオリンピック
では、アメリカチームに
94対90で勝利しました。
バスケットボールの応援
曲も聴かせていただきました。 |
伝統的な食べ物は、ポテトと
肉です。
右の写真はデザートで、
バームクーヘンのような物
ですが、日本のそれとは
違い、棒状に縦に作られます。 |
ビールと言えば、ドイツや
ベルギーが思い浮かびますが
リトアニアにも色々なビール
があります。
ビールのポスターの後方に
あるヘビ、湖、女性に
まつわる伝説を伺いました。 |
日本との関りでは、良く知ら
れた駐リトアニア大使、杉原
千畝。
第2次世界大戦中、日本への
ビザを大量発給し、大勢の
ユダヤ人を救いました。 |
リトアニアにはいくつかの
日本庭園がありますが、欧州
で最大の日本庭園もあります。
日本のアーティストが参加
するイベント等も開催され
ます。 |
2年前、居酒屋がオープン
しました。
炭焼き、たこ焼きなども
供されます。
「おいしい」という日本語は
現地の言葉としても使われ
ます。 |
プレゼン終了後、盛んなQ&A
が行われました。
挨拶等の基本的なリトアニア
語、母国で習う言語の時期に
よる変遷、ビールのポスター
に関する伝説など、多くの
ことを教えていただきました。
Karinaさんが日本文化に興味を
持ったのは、なんと14歳の時に
読んだリトアニア語の枕草子
がきっかけだそうです。 |