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マンスリーイングリッシュサロン 2021/5 リトアニア

公開日:2021年05月13日 最終更新日:2023年01月05日

タイトル マンスリーイングリッシュサロン 2021/5 リトアニア

詳細

今回の講師は、リトアニア
出身のKarina Statinaiteさんです。
現在は、YAMASA言語文化研究所で
日本語の勉強をされております。
リトアニアの地理、歴史、文化、
日本との関連についてご説明を
いただきました。

リトアニアは西端がバルト
海に接する位置にあります。
Karinaさんの出身地である
首都ヴィリニュスの美しい
町並みは1994年にユネスコ
世界遺産に登録されました。

リトアニアのポピュラーな
観光の一つに熱気球飛行が
あります。

Karinaさんはイギリスの
ニューキャッスル大学を
卒業、その後日本文化の
勉強のため、広島修道
大学へ入学。そこでアメ
リカ人の現在のご主人様と
知り合われ結婚されました。

ご夫妻は米国アリゾナ州に
住まわれました。
日本人の人達ともパーティが
ありました。
右写真は、カーボーイ時代の
ようなコスチュームの
お二人です。

リトアニアの広さは、日本の
東北リージョンほど、人口は
京都府と同等程度。
国歌は、ロシア帝国下の
1898年にVincas Kudirkaに
よって作曲されました。
プレゼンでは国歌を聞かせて
いただきました。

バルト地方の民族で、現在も
存続しているのはリトアニア
人とラトビア人の二つのみ。

異教徒の時代には、日本の
宗教的絵画や彫刻に似た
ような作品が見られます。

リトアニアのキリスト教への
改宗は1385年に始まりまし
たが、一部の人達は1413年
までそれを受け入れません
でした。

15世紀には、リトアニアは
欧州で一番大きい国でした。

リトアニアは民族文化的には
4つのリージョンに分かれて
います。

リトアニアでは、2月のイース
ターの7週前の週、6月24日、
8月15日、11月2日にお祭り、
フェスティバルが行われます。
プレゼンの中では、6月24日の
Saint Jonas's festivalの
音楽も聴かせていただきました。

リトアニアでは、夏に2~3
週間の休暇を取り、それぞれ
色々な所へ出かけます。
リトアニアの海岸線は短い
ですが、多くの人が出かけ
ます。

リトアニアで第2の宗教と
言われるほど盛んなのは
バスケットボールです。
2004年アテネオリンピック
では、アメリカチームに
94対90で勝利しました。
バスケットボールの応援
曲も聴かせていただきました。

伝統的な食べ物は、ポテトと
肉です。
右の写真はデザートで、
バームクーヘンのような物
ですが、日本のそれとは
違い、棒状に縦に作られます。

ビールと言えば、ドイツや
ベルギーが思い浮かびますが
リトアニアにも色々なビール
があります。
ビールのポスターの後方に
あるヘビ、湖、女性に
まつわる伝説を伺いました。

日本との関りでは、良く知ら
れた駐リトアニア大使、杉原
千畝。
第2次世界大戦中、日本への
ビザを大量発給し、大勢の
ユダヤ人を救いました。

リトアニアにはいくつかの
日本庭園がありますが、欧州
で最大の日本庭園もあります。
日本のアーティストが参加
するイベント等も開催され
ます。

2年前、居酒屋がオープン
しました。
炭焼き、たこ焼きなども
供されます。
「おいしい」という日本語は
現地の言葉としても使われ
ます。

プレゼン終了後、盛んなQ&A
が行われました。
挨拶等の基本的なリトアニア
語、母国で習う言語の時期に
よる変遷、ビールのポスター
に関する伝説など、多くの
ことを教えていただきました。
Karinaさんが日本文化に興味を
持ったのは、なんと14歳の時に
読んだリトアニア語の枕草子
がきっかけだそうです。

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