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マンスリーイングリシュサロン 2022年7月 フランス

公開日:2022年07月08日 最終更新日:2023年01月05日

タイトル マンスリーイングリシュサロン 2022年7月 フランス

詳細

今回の講師は、フランス、ボルドー
出身のJulie Baud Saitoさん(以下
ジュリーさん)です。
ジュリーさんは旅行・観光業において
プロジェクトの企画、コーディネート
を行い、フランスと日本の橋渡しを
務めています。
今日は出身地であるボルドーの紹介と
ジュリーさんの最大の関心事である
着物についての話を聞かせていただき
ました。

ジュリーさんは現在稲沢市
在住、旅行関係業を通して
日本を訪れるフランス人を
ハッピーにしたい。
ジュリーさんはボルドー大学
卒業、京都大学へも留学。
ジブリ映画、カラオケ、
居酒屋、文化交流、手工芸
等多趣味の上、着物に熱中。

ボルドーはフランス南西部に
位置しワインの世界的産地。
昔は水より安全とされ子供も
飲んでいた。
ボルドーの人口は約136万人、
フランスで6番目の都市。
ボルドーは航空、軍事、宇宙
事業の拠点でもある。
6つの大学があり、13万人の
留学生が居る。

ボルドーには18世紀の建物が
多く、パリに次いで歴史的
記念碑が多い。
台風、地震、大雨がない地域
であるため、古い建物が崩壊
せずに残っている。

"Port of the Moon"はユネスコ
世界遺産となっている。

便利な陸上交通のトラム
ウエイ(路面電車)。

ボルドーで最大の教会。
南仏の人々は屋外が好きで、
レストランも路上席が多い。

ワインミュージアム。
この形状は、ワイングラスに
注がれたワインの流れを
表している。

カヌレの原産はボルドー。
ラム酒、バニラ、甘蔗糖、
卵黄などの材料が豊富で
あったことからカヌレの
生産がさかんになった。

海に面したボルドーのもう
一つの特産はカキ。
カキを食べる時期は冬場。

2010年、ジュリーさん20歳の
時に浴衣を着た写真。
本の製作の仕事のため、東京
図書館にてトレーニングを
行った。その間に京都を訪れ
浴衣を買った。

2017年、有松の秋のフェス
ティバルにて初めて着物を
着た。

ジュリーさんに影響を与えた
女性3名。
まず着物ユーチューバー、
ビリー、マツナガ。
外国人向けに着物着付けの
オンラインレッスンを行って
いる。

次に着物デザイナー、
アンジ、サルツ。
モダン、奇抜な着物を提案。
独自の着物ブランドをもって
いる。

着物フォトグラファー。
ステーシア、マツモト。
レトロ、ビンテージ着物
ショップも持っている。

5月にジュリーさんがボルドー
へ戻った際に、着物を紹介
した。

9月8日、FabCafeにて着物
フリークによるスワップ
イベントを開催予定。
ビンテージ着物の販売、
着物の交換、着物を楽しむ
変わったアイデアの創出など
を行う。

後半では羽織を着ての講演。
講演終了後にはQ&Aを実施。
着物についての思い、自分の
仕事についての考え、日本で
驚いたこと(室内で靴を脱ぐ)
など、興味深い話ありがとう
ございました。
(文責 人材育成部会
 ボランティア 中野一男)

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