令和7年11月16日の活動報告
公開日:2025年11月19日 最終更新日:2025年11月20日
<11月の月例会報告>
日 時 : 11月16日(日) 13時~17時
場 所 : 六名会館 2階
参加クラブ員 : 24名+材料のみ3名
指 導 員 : 堀井、青山、天野、稲吉、田中、原、藤田、水野、森田、山中、渡会(記)
テーマ 「2028年でさようなら・・電波の研究」
2028年でさようなら・・何というテーマだろうと思ったんではないかな。今年は、ラジオ放送が始まって100年、お祝いする年だけど、AM放送が2028年でやめてしまうとの話があります。また、NHKの第二放送が来年でやめるとのこととなりました。自分たち指導員の先生は、夜になると東京の放送局から流れる楽しい、また、ためになる放送を聞きながら勉強をしたものです。これがなくなる(FM帯に移ってしまいます)のは残念で、雑音やフェージング、強力な外国の放送にまけじと耳を傾けた青春のページをみんなに感じてもらいたくて今月の講座のテーマとしました。懐かしさを感じるだけでなく、放送を運んでいる「電波(でんぱ)」とは何かも学んで、これからの発明の役にたてばと考えています。講座では、わかりやすい「電波って何?」との動画をみて、電波が身近なところで使われているのがわかったね。とくに料理に必要な電子レンジも電波が働いているのにはびっくりだ。今日は、世の中にはスマホをはじめとしてたくさんの電波が飛びかっていて、そこから放送の電波をとらえて音(声や音楽)にする仕組みがよくわかったかな。また、ラジオを作り放送を聞いてみました。うれしいことに全員が100%完成し、ラジオ放送を受信できました。4つの放送局が聞こえましたか?学校の行事などと重なって今日の出席者はいつもより少なめだったけど、休んだ人は次回材料を渡すことができるので、12月講座の時に先生に言ってください。このホームページを見て教室の雰囲気も感じてください。
来月12月の講座テーマは「テレパシーチェッカーを作ろう」。君たちは、以心伝心(いしんでんしん)、第六感や霊感(れいかん)を信じるかな。気持ちが伝わるかやってみよう!
|
今日つくるクラブオリジナルのラジオ受信機です。時間が限られているので「基板」はほとんど先生が作ってしまいました。みんなはコイルアンテナを巻いてバリコンを作ろう。
|
これが必要な部品一式だ。「電波とはなんだ」や「放送を聞くしくみ」とか作り方もていねいにくわしく書いたテキストもあるよ。クラブの3Dプリンタはだいかつやくだ。![]() |
ラジオの製作
| いよいよ始まる。6つのシマにわかれて学ぶ。各テーブルには指導員の先生がひとりづつついて教えてくれる。 |
放送100年にちなんで、100年前はどんなラジオだったのかな。民間放送の第一号は名古屋からだったの知ってた? |
鉱石ラジオはさすがなかったけど、手作りのやトランジスタ、めずらしい緊急放送用などいろいろあるのを知った。 |
| 作り方の見本指導が始まった。アルミテープを重ねるとコンデンサとなり、バリコンとして聞きたい放送を選ぶ。らしい |
これが活躍してくれたクラブの3Dプリンタだ。バリコンのつつを差込み固定する部品だ。 |
席に戻ってさっそく紙皿に9カ所のVみぞを入れる。9等分は分度器やコンパスで位置を決めた。むずかしい! |
| 分度器ではかりやすいように9等分にしたけど、「げん」の長さがわかれば、コンパスでもかんたんにできる。 |
細い線を30回近く巻きつけるんだけど「キンク」ができないように気をつかう。ちどりに巻くってどういうこと? |
こちらではもうバリコンだ。スライド側もはりつけて「取っ手」をとりつけている。速いね。 |
| 「ベース板」にどんどん部品をねじ止めしていく。いろんな種類と長さがあるので迷う。ナベとかサラとかも。 |
みんなの中で完成第一号!スピーカーでも聞こえるけど、イヤホンならはっきりくっきりだ。どの向きが強い? |
バリコンの上へのでっぱりがじゃまなので、ひっくりかえしたり、下にずらしたりしてみた。クモの巣で電波をしっかりたくさんとらえるぞ。みんなも描こう!![]() |

バリコンの上へのでっぱりがじゃまなので、ひっくりかえしたり、下にずらしたりしてみた。クモの巣で電波をしっかりたくさんとらえるぞ。みんなも描こう!