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令和2年7月19日の活動報告

公開日:2020年07月24日 最終更新日:2023年01月05日

タイトル 令和2年7月19日の活動報告

詳細

月例講座「宝箱を作ろう」(工具の安全な使い方)を開催しました。
受講人数:午前クラス23名、午後クラス22名
指導員:井澤・伊藤・加田・田中・堀井・水野・森田

<趣旨>木材は加工しやすく実用性の高い素材であるが、工具の使いこなしによって出来栄えが大きく変わる素材でもある。 そこで木工の工作技術を習得する事で、自分がイメージした物を形にできる喜びを感じて欲しい。(担当:加田)

まずイメージしてきた箱の展開を一人分の材料の上にけがいて寸法設計。 部品寸法と組立て寸法が合わずに悩む子も。
それでも高学年クラスになると他の子にヒントを得て、自分で設計変更して解決してゆく。

ノコギリでの切断は、材料をしっかり固定できる作業机に移動して、人数の半分の工具を使い分け。 人の作業を見ると「こうすればきれいに切れるんじゃない?」と浮かぶものだ。
Myノコギリ持参の子も数人いたが、ノビノビした操作には慣れてない様子。
柄の持ち方・ケガキ線と刃面の合わせ方・腕の姿勢を教えると切れ味が違う事に納得していたよ。

さて、材料が切れたら組立てだけど、どの部品から固定するかで出来栄えが違う。
さっき切った断面が、組立て精度に効いてくる事を痛感し部品を切り直す子も。

組立てはボンドとセロテープで仮組みした胴体を釘で固定して、最後に底板を切り出して合わせる。

今回、下穴は省略したので細い釘はデリケート。 金づちの面が真上から釘の頭に当たらないと、釘が曲がってしまう。 金づちの首を持って押すように打つ人が多い中、柄の先を握ってナイスショットできる子は経験かなぁ~?

終了時刻も近くなり、世界に1つしかない箱の最終調整。
早くできちゃった子もさらにアイディアをひねり出して、また加工を始めた。
完成した子も、家で続きをやる子も、木工の面白さにハマってくれたかな?

午後クラスは各自描いてきた箱をじっくり仕上げられるよう、テキストに書いてある内容は説明省略して作業時間を長めの2時間とった。

先生が想定していた形や機能をはるかに超えた、完成度の高い作品ができ上った。 みんな、その箱自体を宝にしてね。

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