20230525 春の日帰り研修 "古代三河の国府を歩く" を実施しました
公開日:2023年05月30日 最終更新日:2023年06月01日
5月25日(木) 小雨でありましたが、予定通り10:00過ぎに名鉄国府駅改札口に27名の参加者が集合し荒井講師(午前)、山田講師(午後)の先導で”古代三河の国府を歩く”行事を実施しました。
①会長あいさつ
②行程表
③船山古墳 荒井講師による説明⇒
舟山古墳は5世紀後半に作られた東三河最大級の古墳。西三河に比べ舟運が発達して都との往来が多かったそうである、西三河を代表する古墳は吉良町の正法寺古墳(5世紀前半)
④八幡社で昼食ののち三河国分寺跡:
天平13年(741)聖武天皇の勅願により、国分寺と国分尼寺が諸国に創建された。
⑤国分尼寺⇒ここから山田講師の説明
藤原氏出身の光明皇后の強い後押しで国分尼寺がセットで作られたとのこと。
⑥国分尼寺の隣にある三河天平の里資料館⇒俳優の渡辺いっけいの学友という館長さんのあいさつそしてビデオを視聴。
⑦三河総社・国府跡⇒国司着任後の最初の仕事は赴任した令制国内の定められた神社を順に巡って参拝することであったが、平安時代になって国府の近くに総社を設け、そこを詣でることで巡回を省くことが制度化されたそうである。
15:00ごろ国府駅に戻り解散しました。
古代に花開いた三河の天平文化に触れ収穫の多い有意義な一日でした。