20240425 春の史跡見学会「北野~橋目~小針の史跡と伝承を歩く」を開催しました
公開日:2024年04月27日 最終更新日:2024年05月14日
4月25日(木) 春の史跡見学会≪北野~橋目~小針の史跡と伝承を歩くー矢作川の「渡し」の発達に伴う古代と中近世の史跡ー≫をテーマに開催しました。
9:30 嶋村会長のあいさつの後、39人の参加者が愛知環状鉄道 北野桝塚駅を出発。
今日の講師は原田平さん、荒井信貴さん、山田伸子さんの3人で、それぞれの得意分野を分担して説明していただきました。
少し長瀬北通りを歩くと、北野廃寺の出土瓦が道横に展示されており往古に思いをはせました。
続いて、松平元康が桶狭間から退却した際に鹿に導かれて矢作川を渡った”三鹿の渡し”へ
更に南下して長瀬八幡宮へ、拝殿には家康直筆(伝)の額が掲示されていました。
長瀬八幡宮の門は明治6年に大樹寺から移築されたと伝わるもの、また参道は直線で旧国道一号線まで約2km、確かに遠方はかすんでいる。
そこそこ歩いて、小針神明社へ、館長さんのご好意で公民館を開けていただき小針遺跡(5~7世紀)の出土品を拝見できました。
境内で昼食を食べた後、直径30Mの小針一号墳へ(大友皇子墓と言われているが、まゆつばとの事。いずれにしても当時の権力者の噴基)
次は猿投塚古墳
さらに歩いて御所清水へ。持統天皇、松平元康が疲れを癒したといわれる泉へ(どうする家康で主演の松潤さんも訪れた場所)
最後は北野廃寺跡へ。岡崎生まれの碩学石田茂作先生の発掘を熱い思いで語る講師の原田さん、著書も出してみえます。
そして石田先生をおっちゃんと親しみを込めて語る、ご親戚でもある講師の山田さん。
15:30に現地解散。おおよそ15,000歩、健脚ぞろいの皆さんでした。