猿投山（豊田市）2023年5月18日（木）快晴

上の写真は東の宮鳥居に近い展望岩で撮影。

平日なのに好天なのか登山者が多い。「すみませんがシャッター押していただけませんか？」

展望岩で休憩中の登山者にお願いした。

　猿投山の山頂付近にクリンソウの群落があるとの情報から、今回その開花時期に合わせて

計画された。果たしてクリンソウはグッドタイミングだったでしょうか？

登山ルートは王道コースで、猿投神社前バス停→猿投神社→御門杉→東の宮→猿投山→陽だ

まりの広場→クリンソウ群生地→赤猿峠→大正池→サテライト→山口駅。

リーダー：安藤なみ代　参加者：６名（男性２名・女性４名）

標高629ｍ　累積標高差＋635ｍ－706ｍ

　おいでんバス（豊田市コミュニティーバス）の猿投神社前で9時18分下車。

１区間前の猿投山登山口で下車すると、登山口までが遠くなるので注意が必要。

境内で参拝を兼ね身支度し、御門杉に向かう。

　神社奥の駐車場は満車状態。林道脇の空地もほぼ車で埋め尽くされている。

神社から35分で御門杉に到着。林道を左に折れ、登山口となる丸太階段入口の右手に御門杉

がある。登山道は東海自然歩道のためよく整備されていて歩きやす。岩場・鎖場もなくファ

ミリー向きのコースだ。

　東屋～展望岩～東の宮を経由して12時35分猿投山山頂に到着。

南側はヒノキ林で展望がない。北側の瀬戸市方面は展望は広がるのだが、今日は遠くは霞ん

でいた。

集合写真を撮り三角点にタッチし、陽だまりの広場に向かう。

　陽だまりの広場の昼食休憩に入ります。

山頂のベンチは満席になることが多く風当たりも強いので、昼食場所は何時もここにしてい

る。陽だまりの広場は源頭のイメージで窪地になっている。中央に大きな山桜の木があり、

幹の中ほどにセッコクがピンクの花を付けていた。

30分の休憩を終え、クリンソウの群落を目指して谷筋を下る。

　途中にメダカと鯉がいる小さな池があり、その先登山道左側がクリンソウの群生地。

「うわー！綺麗」「丁度見頃じゃないの、よかったね」。1週間後だと散り始めていたこと

でしょう。赤・紫・白・桃色の花が緑の葉に映え、素敵だった。

皆がスマホを取り出した。撮影ポイントが狭いので交代で撮影した。誰が一番上手に撮れた

かな？

　14時38分雲興寺への分岐となる林道に無事下山。この先は林道で登りはないよと言うと,

皆の顔がほころんだ。小休止し、大正池に向かう。

 　大正池は数度訪れているが、ここ3回は全く水がなく単なる沢だった。「水が有あるか無

いか賭けようか？」「有るか無いかどっちにする？」。灌漑用の溜池で田植えシーズン直後

だから、自信を持って有るにした。

15時32分大正池に到着。

池は満水だったが、水面に残る枯れ木の本数が、以前より少し減ったようで寂しく感じた。

　累積標高差約690ｍ、休憩を含む所要時間7時間30分のロングコースだが、メインテーマの

クリンソウはばっちり見え、大正池も満水で全員が最高の猿投山を喜んだ。