令和6年度の報告と、令和7年度の取組
社会情勢や生活環境も変わり続ける中、アンダンテは昨年度も多くの活動に取り組むことが出来た1年となりました。
令和7年度、私たち市民活動団体「ぼくらの障がい知ってもらい隊 アンダンテ」新しい年度の始まりです。
*団体ロゴもしっかり目立つビブスを作りました。
◆令和6年度の報告
【1】福祉実践教室・福祉教育プログラム
主活動である学校訪問「福祉実践教室」(障害当事者の講話、車椅子の福祉体験)は、「岡崎市社会福祉協議会 ボランティアセンター」及び、各学校から継続的な依頼がありました。
いつもありがとうございます。
昨年度は、学校数と訪問回数が更に増えて、過去最多の活動日数となりました。
1)実施窓口である「岡崎市社会福祉協議会 ボランティアセンター」の企画力と各所への積極的な働きかけが強い基盤となった。
2)これまでの福祉教育活動が種まきとなり、学校側や福祉授業の担当先生からも生徒たちに学ばせたい授業として広がっている。
また、依頼される福祉教育には「福祉実践教室」と「福祉教育プログラム」の2パターンがあります。近年は、より長い時間で自由な企画にも取り組める福祉教育プログラムを実施する学校が増えてきました。
私たち当事者と接する時間が増えることで、生徒のより深い学びに繋がっているとの有難い声を頂いています。
・令和6年度 福祉授業 学校実績(車椅子)
→ 訪問学校:24校(昨年度 20校、一昨年度 18校)
→ 訪問回数:39回(昨年度 32回、一昨年度 30回)
→ 全対象人数:1623名(昨年度 1599名、一昨年度 1477名)
*福祉を学び関心を持つ様々な方法が広がっていきます。
【2】地域外出レポート
「岡崎どこでも出かけ隊」通称:どでか隊
定例活動の「どでか隊」は、3年目(開始から約2年半)となり、引き続き多くの市内スポットへ出かけています。
昨年度に比べて訪問数は減りましたが、私たちが出かける際に、どでか隊レポートをしてこようという気持ちになったり、それぞれのメンバーが情報発信の仕方にも慣れてきたことで、地域を身近に感じてもらえる内容が充実してきています。
→ 訪問数:25スポット
(昨年度 31スポット、一昨年度13スポット / 通算 2023年1月~ 69スポット)
*地域の行きたい場所へ!皆さん食べること大好き♪
*地域にある魅力的な場所で日々をを楽しもう♪
【3】イベント・その他の活動
これまで活動を続けてきたことで、外からアンダンテにお声掛けを頂けることも多くなりました。
また頂いた機会には出来る範囲で応えていこうというメンバーの姿勢により、例年以上の取り組みに繋がっています。
5月:公道走行バス車椅子ワンタッチ固定装置 実証実験参加(トヨタ自動車株式会社)
6月:根石ふれあいフェスティバル参加(根石小学校 地域イベント)
6月:ボランティア団体交流会 inおかざき3回目 ブース参加(社会福祉協議会、福祉委員会)
8月:学校福祉担当教員向け研修会(社会福祉協議会)
8月:杉くんの駄菓子屋 夏祭りイベントブース参加 [車椅子バスケビンゴ]
9月:NPO法人 利用者様の [視覚障害、車椅子] 当事者体験(コネクトスポット)
11月:団体用ロゴ入のビブス購入(福祉実践教室、イベントなど利用)
11月:活動内容 新聞掲載(中日新聞)
11月:ラベンダーの会 参加者への講話&車椅子体験(ラベンダーの会)
12月:国際障害者デー「SPREAD ~広がれ~」イベントブース参加
1月:地域×福祉 二世代交流会 実践教室 [車椅子] 参加(福祉委員会、額田中学校)
3月:令和6年度 年度末総会(活動&会計報告、次年度展望、親睦会)
*イベントや企業からのお声がけ、新たな人の繋がりへ。
*年末に皆で集まり懇親会と、今年1年を振り返りました。
◆令和7年度の予定
【団体の運用】
活動の運用に関しては、事務的には効率よく進められています。これで安心せずに、今後も状況に合わせて対応していきます。
アンダンテ活動に興味を持ち、仲間に入って頂ける方が少しずつ増えています。これからを考えて、より多くの方に関わって頂きたいと、特に「人」の繋がりやコミュニティに関して取り組んでいきたいです。
私たちの活動を知って頂くために、SNS等での発信は続けていきます。ネットでの発信を更に役に立つ、楽しく活用できるものにしていく取り組みもしていきます。
活動の軸は、3本柱を基本としています。
【活動カテゴリ】
① 福祉教育
⇒ 福祉実践教室、依頼対応講話、福祉の啓蒙活動、学校訪問、企業訪問
② 地域外出レポート
⇒ 岡崎どこでも出かけ隊、地域バリアフリー情報、地域密着、地域貢献
③ 企画・イベント・交流
⇒ 主催イベント、ブース参加、企業モニター コミュニティ 他
【定例の活動】
「福祉教育」は、引き続き主となる活動です。障害当事者の思いや日常を知ってもらうだけでなく、当事者の経験を活かしたメッセージを、より多くの訪問先の方と出会い伝えていきたいです。
講師の増員への取り組みは、継続的に行っていきます。
「地域外出レポート」は、地域生活を前提とした“お出かけ”をしていきます。精度の高いバリアフリー調査ではハードルも高いので、参加するメンバーが気軽に楽しめることを大切にしています。地域情報が蓄積されていけば、必ず誰かの役に立つはずです。
また、これまでの市内各所のレポートを、行って終わりにせず継続的に活用できる手法を考えていますので、近日お伝えします。
【都度の活動】
昨年度は、お陰様で沢山のイベントなどに参加できて、いろいろとメンバーも経験ができました。このプラスアルファの活動が重要であり、私たちの出来る範囲で充実させていきたいです。これまでの幅の広い対応実績が今後にも繋がります。
*メンバー集合写真!ひとりひとりが出来ることを。
岡崎市での、地域活動を頑張ります!地域生活を楽しみます!
私たちとの活動に興味のある方、お気軽にお声掛けくださいね。障害はあってもなくて関係ありません。
今年度もアンダンテへの、お力添えを宜しくお願い致します。
▼これまでの記事です。
https://ameblo.jp/andante2020/theme-10112300247.html
アンダンテ一同
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