東公園探鳥会 2023年4月2日(日) 晴

　4月初旬は冬鳥の多くが渡去し、夏鳥はまだツバメくらいしか期待できない季節。見られる鳥をじっくり見ましょうと言って始めた探鳥会ですが、はとが池で先月に続いて見られたカワセミは、なんと桜の枝にとまって、最高の姿を見せてくれました。水の抜かれた足延池にはコチドリ＜写真＞が3羽入っていました。ここでは珍しい記録です。小鳥たちはペアになっているものが多く、ヤマガラは求愛給仕からの交尾も見ることができました。メジロ、シジュウカラ、ヤマガラの囀りがよく聞かれ、繁殖期らしい探鳥会ができました。鳥合わせの時、ヒヨドリの50羽程の群れも見られました。秋の渡りではよく見られますが、春には珍しい光景でした。（立石記）

出た鳥：マガモ(2)、カルガモ(3)、カイツブリ(3)、キジバト(2)、アオサギ(2)、コチドリ(3)、カワセミ(1)、コゲラ(2)、アカゲラ(1)、カケス(4)、ハシボソガラス(3)ハシブトガラス(5)、ヤマガラ(8)、シジュウカラ(6)、ヒヨドリ(61)、ウグイス(1)、エナガ(3)、メジロ(10)、シロハラ(1)、スズメ(18)、ハクセキレイ(2)、カワラヒワ(1)、番外：ドバト(7)、合計22＋1種、参加者23名