20250612第12回地域研究講座を開催しました
公開日：2025年06月13日 最終更新日：2025年06月13日
登録元：「岡崎地方史研究会」
テーマ「岡崎城に起きた二つの怪異と関連伝承」、”その二 築山殿・信康君の妖怪、現わるー天正七年の怪ー”
今回は昨年11月14日に本多葵美子氏を講師として開催した ”その一 天保十年の怪・本多上総介家来、異獣を討取る”に続く講座でした。前回の61人を大幅に上回る８2人の参加者が本編および資史料あわせて28ページのレジュメをもとにした講義に耳を傾けた。
講師本多葵美子氏は資史料を駆使し、また眠っている古文書を自ら翻刻し、今に残る江戸時代の風説をひとつひとつ解き明かしわかりやすく説明していただいた。氏いわく、地震・火山噴火などの自然現象に対する科学が発達していなかった当時は、悲しい出来事は因果応報により神仏の怒りとして自然現象に怪異として発露されると信じられていた。その怒りを鎮めるために寺社・碑などを建立したとの事。詳しい聴講者の声は８月に発行予定の岡崎地方史研究会便りを待つことにしたい。
講師の本多葵美子氏
司会の奥田副会長(左)とあいさつ・講師紹介の嶋村会長(右)
満席、熱気むんむんに中で熱心に聴き入る参加者
ホワイトボードに記入された補足訂正など
この情報は、「岡崎地方史研究会」により登録されました。