20250328 令和7年度総会を開催しました
令和7年3月28日に「令和7年度岡崎地方史研究会総会」が開催されました。会員84名の出席をえて午後1時30分に開会しました。
冒頭に嶋村会長の挨拶ののち、第1~6号議案はそれぞれ満場一致で可決されました。
総会につづく今年度の研究報告は「法蔵寺由緒書から見た法蔵寺と松平徳川氏との相関関係」と題して、加藤重孝会員より報告をしていただきました。西尾市岩瀬文庫所蔵の「法蔵寺由緒書」の全文翻刻を研究紀要52、53号に53ページにわたって寄稿され、その抜粋を分かりやすく1時間にわたり紹介いただきました。
さらに、研究紀要53号執筆者トークとして上野正彦会員から「昭和二年、新天皇の岡崎行幸」そして鈴木純夫会員から「三河国の古墳を訪ねて」の説明があり、午後4時過ぎに全予定を終了しました。
総合司会の奥田副会長
嶋村会長挨拶~ユーモアたっぷりに最近のトピックスなどを紹介されました。
総会議事
加藤重孝会員からプロジェクターを使って1時間にわたり「法蔵寺由緒書」を紹介いただきました。
上野正彦会員から「昭和二年、新天皇の岡崎行幸」を10分で要約していただきました。お父上が国後島出身でソ連侵攻により北海道に移ったのち札幌に生まれたという経歴も紹介いただきました。いつか日本に返還された暁には別荘を建てる夢をお持ちです。
鈴木純夫会員には「三河国の古墳を訪ねて」として10分で副葬品として埋められた馬および馬具の埴輪に興味をもって足でたどった話をしていただきました。
熱心に聴講される参加者の皆さま
会員には「研究紀要」第53号が配られました。
この情報は、「岡崎地方史研究会」により登録されました。